「プラダを着た悪魔」感想(ネタバレ注意)

引用:amazon prime video

誰もが一度は耳にしたことがある、Davit Frankel監督の代表作。GOLDEN GLOBEを受賞。

一印象は「恐怖」。ハイレベルな服を着るエリートたちや、想像もできないような競争の中で勝ち進む人間たちに畏怖して、自信をなくしそうになる。でも、重要なのは自分にできる精一杯の努力と、自分の幸せについて考ること。彼らも大きく違わない人間だから。

自分の価値観に沿って生きる人間はかっこいい。服がダサいことや、おなかが出ていることは大きな問題ではない。自分の望む未来を明確に知っていて、それをもとに決断と行動ができる人間がかっこいい。

学んだことは前に進む「行動」と「失敗を恐れないこと」と「自分の心に素直でいること」。まちがえてもいい、前に進むことが重要。ファッションに興味がない女性が、女性雑誌の最高峰で編集長秘書として、キャリアを積み上げ続ける。しかし、多忙な日々、変化する価値観に恋人や自分の好きなものが徐々にはなれていく。そんな時に編集長から電話がくるケータイを捨てる決断ができれば、失敗を怖がることはない。迷惑をかけるのを気にする必要はない。自分の人生、家族、恋人、それより重要じゃない他人に気を使うことが重要だろうか。そんなはずはない。大事なのは、自分のほしいものを明確にして、前のめりに進むこと。間違えたら、変化を恐れずに受け入れて修正することだけ。